ポータブル膜厚計

軽量小型で現場でも使いやすく、そのうえ高精度で統計機能やプリンタなども備えたポータブル膜厚計を各種そろえています。

電気抵抗式膜厚計 RST-231

サイズ124×67×33 [mm]
※突起物を含まない
重さ3.0[Kg]120 [g]
※バッテリーを含まない

電気抵抗式膜厚計 RST-231の特長

フィルム校正なしでも正確な膜厚計測が可能

工場出荷時に16Pointの校正データを入力して納品。
これにより、面倒なフィルム校正作業は不要になり、かつ正確な膜厚が計測できます。

膜厚測定データ転送の新技術

従来の計測器は、計器本体とパソコンをケーブルでつなぎ測定データを転送していました。 QNIxシリーズはUSBポートに挿すだけで転送される「無線Dongle」を使用。測定データがより早く、楽に閲覧できます。

超軽量の無線測定器

プローブで計測したデータは無線で本体に送信されます。従来品のようにケーブルにひっかかったり邪魔になったり、転落事故につながるリスクも軽減。また、プローブの重さは30gの超軽量で、重い計器を持ち歩くこともなくなります。

壊れにくく測定物に痕跡を残さないプローブ

QNIxシリーズのプローブは強化プラスチックで囲まれ耐久性が3割アップ。万が一故障した場合でも分解や修理が簡単なため、修理期間も短縮します。また、ルビーチップが装着されており、測定物(サンプル)を傷つけることなく安全に測定できます。

無償品質3年保証

ドイツAutomation Dr.Nix社との技術提携で、完璧なアフターサービスを保証。品質に自信があるからこそ、3年間の無償保証をお約束します。

※定期的なテスト、成績書、不適切な取扱いにより破損(ケース破損、バッテリカバー紛失など)誤った方法での本体とプローフの結合、バッテリ液漏れ、バッテリ電極混用、ルビーチップ破損は3年無償保証の対象外です。

ポータブル膜厚計QNIxシリーズ の導入事例

東京都N社:飛行機部品、塗装膜

大分県E社:船舶・自動車部品、塗装膜

QNIxシリーズ 比較仕様表

 QNIx 8500QNIX
4500/4200
QNIx 7500QNIX Carcheck
System
QNIX Handy 
測定可能な皮膜【F】鉄素材上の非磁性コーティング
【N】非鉄素材上の非伝導性コーティング
【FN】鉄・非鉄素材上の非磁性・非伝導性コーティング。
【FN】鉄・非鉄
素材上の非磁性・
非伝導性
コーティング。
【FN】鉄・アル
ミニウム素材上の
非磁性・非伝導性
膜厚
素材認識鉄・非鉄素材
自動認識交換
鉄・非鉄素材
自動認識交換
使用者指定変換鉄・非鉄素材
自動認識交換
鉄・非鉄、自動
認識 モード変換
測定原理【F】マグネチックフラックス(Hall-Effect)
【N】渦電流(Eddy-Current)
測定範囲0~2,000μm
(オプション: 5,000μm)
0~3,000μm0~2,000μm
(オプション: 5,000μm)
0~5,000μm0~500μm
最大
分解能
0.1μm、1μm
【M】0.01μm
1μm0.1μm0.1μm、1μm5μm
構成形式0点補正
使用者校正:1
【M】100個
0点補正0点補正校正機能なし校正機能なし
精度±(1μm+2%)
±3.5%
(2mm以上)
【T】±
(0.3μm+2%)
±(2μm+3%)±(1μm+3%)±(1μm+2%)
±3.5%
(2mm以上)
±(10μm+5%)
測定速度(約40回/分)
【T】920ms
(約65回/分)
【R】1,600ms
600ms
 (約70回/分)
1,300ms
(約46回/分)
1,500ms
 (約40回/分)
600ms
(約100回/分)
型式(本体)RST-231型
測定原理4探針電気抵抗式
測定レンジ2~24μm、10~120μm 
チャンネル数40チャンネル
データ容量100,000データ
表示パソコンモニタ画面による
統計処理最大値、最小値、平均値、標準偏差、ヒストグラム、上下限値設定
電源AC100~240V、50/60Hz  10VA(本体)
寸法280(W)×230(D)×88(H)mm(本体)
付属品4探針プローブ KD-110
標準板 TCU-145

ポータブル膜厚計モデルコード案内
【F】鉄金属素材上の非磁性膜厚測定
【N】非鉄金属素材上の非伝導性の膜厚測定
【FN】プローブひとつで鉄・非鉄素材上の膜厚測定
【T】マイクロプローブ
【M】測定データメモリ機能、PCにデータ送信
詳しい仕様は、デジタルカタログでもご覧いただけます